2005年03月28日

関空発バンコク3月 ¥29800 3泊4日限定 航空会社未定 その2

 よく格安航空券の広告の条件欄に、航空会社未定と書いてありますが
 これには
・本当に未定の場合
・実は決まっているが買ってくれないと言えませんという場合
 の2種類が存在します。

「実は決まっているが買ってくれないと言えません」という場合、
 そんな「おまかせ」航空券を恒常的な商売として売っていいのだろうか、という
 一般的な商慣行からみた場合の疑問が実は存在する
 のですが、日本の旅行会社ではこの販売方法が普通に行われています。
(この問題については今後も取り上げていくことになると思います。)

 さて、今回の「航空会社未定」は、旅行会社の挙動からして
 明らかに本当は決まっている「未定」
 ですから、ある程度予測が可能です。
 この場合、問い合わせの段階でひとつ使える話し方があります。
 それは、航空券でもツアーでも販売の際に
 利用する航空便の出発時間帯は事前に明示しなければならない
 というルールを逆手にとって、だいたいの出発時間帯を聞き出せる可能性があるのです。
 たしかに最安値のツアー広告の中には
「出発予定は朝9時から夜8時までのいずれか」というメチャクチャな書き方もありますし
「未定なものは未定です」と突っぱねる業者さんも、いないことはないのですが、
 今回は相手が売り切りたそうにしているので、常識的な対応をお願いしてもバチは当たらないでしょう。

 もちろん問い合わせをするわたしたちの側にも注意が必要です。
 それは、旅行会社さんは、あくまでも「未定」を条件としているのだという
 担当者さんが置かれている状況を汲み取って
 節度ある話し方をするということです。

 それでは聞いてみましょう。

 格1:これって直行ですか、乗り継ぎですか?
 旅1:えーと、乗り継ぎですね。
 格2:じゃ、途中どこかで1泊とか、現地を夜中発とかあるんですか?
 旅2:それはありません。
 格3:ちなみに関空出発は昼ですかね、夜ですかね?
 旅3:あー、午前中ですよ。はい。

 ピンポーン! この時点で、十中八九、キャセイパシフィック航空で香港乗り継ぎ
 しかもかなりの確率で現地夕方着なのです。

 まず条件について
 の設問で、本当は決まっている「未定」であることがほぼ判明し、直行便の可能性は消えます。
 の設問で、同日乗り継ぎが出来ない、など条件が悪すぎることがないか、確認できます。

 そして航空会社について
 の設問で、直行便の各社が消えます。
 の設問で、ソウル経由、クアラルンプール経由などが消えました。
 成田・名古屋を発着する場合には、この時点で台北経由か香港経由、すなわち
 CIチャイナエアライン か CXキャセイパシフィック航空 の
 格安アジア乗継2大王者対決が残ります。
 がしかし、関空にはCIが就航していませんので、CXでほぼ決まりです。

 最後の設問、これは返事を期待していなかったのですが、担当者さんにも
 わたしがこのチケットを本気で買おうと思っていることが伝わったのでしょう、
 大サービスで、ほとんどダメ押しのヒントをくれました。

 キャセイパシフィック航空で関空発香港乗り継ぎ、バンコクへ同日到着するにはだいたい
 ・関空午前発→現地夕方着
 ・関空午後発→現地深夜着
 の2パターンがあるのですが、このヒントで現地夕方着の可能性が高まりました。
 すると・・・

・久しぶりのキャセイパシフィック航空でバンコク到着(悪くない)
・ドンムアン空港からいつものホテルへ移動し一休みしても、まだ宵の口(なかなか良い)
ゆっくりタイスキを食べられる(とても良い)
 ことが高確率で予想できます。

 みなさんだったら、どう思われますか?
 関空出発からバンコク到着まで、直行便なら5時間30分のところ、
 香港乗り継ぎでは最短でも7時間45分、最悪の場合12時間ちかくかかります。
 しかもほとんどの場合、経由地での入国は不可、空港内で数時間待つ必要があります。
 いくら安くてもそれでは時間がかかり過ぎる、という方も大勢いらっしゃるでしょう。

 でも、この条件とこの価格、わたしにとっては十分に格安だったのです。
 早速その場で申し込みました。

 さて次回は結果報告です。わたしの予測はどこまで当たっていたでしょうか?
 そして実際の飛行機の様子は?


 −−その3に続く−−

posted by 格安太郎 at 03:20| Comment(49) | TrackBack(21) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月26日

関空発バンコク3月 ¥29800 3泊4日限定 航空会社未定 その1

 実はバンコクに行ってきました

 3月といえば、学生旅行のシーズンですよね。
 卒業論文の審査や後期試験が2月には終わり
 学生最後の旅行にしろ、旅慣れた学生トラベラーのプチ放浪にしろ

 まとまって休みがとれ、なおかつ世間の一般社会人+家族連れの混雑期には当たらない
 2月後半から3月は、どの空港も学生のみなさんで活気づいています。

 さて、格安航空券の価格は、需要と供給の関係に敏感に反応します。
 価格の推移をグラフにしてみると
 正月休み・お盆休みという最大ピーク以外にもさまざまな価格の山場があり
 この学生旅行シーズンも、それなりに価格が盛り上がる時期、
 つまり全般的に安くは無いのです。

 しかしそんな状況でも、格安な価格を提示して、明らかに
 旅行会社が売り切ってしまいたいチケットが、
 今シーズンも存在しました。
 そして、たまたまスケジュールが合ったので、ついつい乗ってきてしまったのです。
 そのチケットは
 関空発バンコク ¥29800
          3泊4日限定 航空会社未定


 同じ条件・価格で出している旅行会社は全国大手H社と関西大手h社の2社だけ。
 限定されている出発日も似たりよったりなので、
 ツアーの主催旅行会社が3泊4日の
 ツアー用に持っている座席枠を埋めたい
 という雰囲気が濃厚です。
 1社の広告には「出発日の1ヶ月前までのご予約に限ります」と書いてありながら
 3月に入ってもネットに掲示され続けていたので、
 いよいよ旅行会社さんも焦っているようす。

 どちらの会社も3月の各週に2〜3日ずつ、だいたい週の前半に出発日が集中しています。
 そして、2社で限定出発日が微妙に違うことからも
 このチケットが航空会社(飛行機そのもの)の空席状況の直接の影響下にあるのではなく
 各旅行会社のコントロール下にあることが推測されます。

 で実際に電話をかけてみました
 まずは日程ごとの空席状況について。
 あんまりご商売の邪魔をしてはいけないので、実際に自分が飛べる週に絞って空席を聞きます。
 その結果は・・・
 H社 3月X3日設定無し 3月X4日残席ゼロ 3月X5日残席2
 h社 3月X3日残席ゼロ 3月X4日空席あり 3月X5日設定無し

 この空席状況で広告そのまま出してて良いの?
 と思うくらい、残席の少ない状況が電話で伝えられてきます。
 ま、実際そうなんでしょうけれど、H社の女性担当者の
「すぐに埋まっちゃうかもしれません」という言葉が
 またまた売り切りたそうな雰囲気で、にやにや笑ってしまいました。

 さて、次は条件の確認です。
 予想はしていましたが、2社ともに
 このチケット、条件はそれなりに過酷なものでした。


 −−その2に続く−−

posted by 格安太郎 at 09:29| Comment(17) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

ベトナム航空で行くパリ、モスクワ その1

各方面の4月からの運賃が発表される今日このごろ
使い勝手が良い格安航空券のルールが改悪されたり
はたまた値段は上がるが条件も良くなる=営業努力の見られる航空会社も出てきたり
それぞれに一喜一憂しながらも、
新しい机上?旅行プランを練るには
一番楽しい時期ですね。

とは言え、
SARSやテロで2001年以来打撃を受け続けた航空業界は
減便・運休による規模縮小が相次いでから数年たつ今でも
完全な復活には、未だに遠いミチノリ・・・
そんな風向きなので、新しい航空会社や方面、条件の格安航空券が登場するのには
なかなかお目にかかれません。
たとえ細々と新規就航会社があったとしても単純往復の運賃が出るくらいで
方面ごとに見れば、似たり寄ったりの選択肢が一つ増えるだけです。

・・・と思いつつ
新上半期、ヨーロッパ方面を検索していたら
新しく、そして、おもしろいチケットがヒットしました。
それは

「関空発、ハノイまたはホーチミン経由
ベトナム航空で行くパリ・モスクワ
?!?!?!

旅行会社によって若干異なりますが
30日有効、復路変更可能、経由地滞在可能。
4月上旬は5万円代前半、5月に入ってもギリギリ6万円代と
新上半期の関空発パリ行きで最安値を狙って出してきてます。

しかし、この格安航空券は、値段以外の面でも
さまざまな意味で新しく、おもしろい。

まず第1に言えることは
南回り航路のヨーロッパ線としては、久々に新しい経由地
が登場した、ということです。


 −−その2に続く−−


posted by 格安太郎 at 20:52| Comment(157) | TrackBack(9) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月04日

3月=下半期末は「航空券決算セール大処分」?

さあ、「格安」勝負の大舞台、3月=下半期末【しもはんきまつ】がやってきました。

この時期、航空券業界は「学生旅行」シーズンで左団扇状態【ひだりうちわじょうたい】
と思われがちです。がしかし・・・
10月から3月までの販売実績の合計が
それぞれの航空会社ごと、方面ごとに定められたノルマに届くかどうか
旅行会社の担当者さんは冷や冷やです。

このノルマは、旅行会社の中で定められた気合いツールではなく
卸売り会社との間で報奨金の支払いを定めた契約条項なので
達成できないと旅行会社は損しちゃうのです。

ノルマ達成まであとわずか届かない、となったら
叩き売ってでも(それぞれの航空券単体では利益が出ないほど安く売っても)
ノルマ達成を目指す(結果的に得られる報奨金で会社は得をする)
のが商売というものです。
旅行会社の「決算セール大処分」といった感じでしょうか。

すると・・・?!
そう、大処分された航空券だけに買って乗ってるワタシは
「その航空券単体では利益が出ないほど安く売ってもらってる」のですから
おもいっきり「格安」なのです。

さて、この「期末的格安商品」はその性質上

 旅行会社によってマチマチ

になります。
それからもうひとつ、
目標数を売り切れば終わりなので

 早い者勝ちの様相がさらに強い

です。
もし、必要数が少なければ、パブリックに宣伝を打つ必要がありませんから
宣伝費がかからない順番に、

 >お得意さんに直接セールス
 >>店舗を持っていれば店頭表示で来店者にセールス
 >>>メールマガジンなど特定顧客にセールス
 >>>>ネット宣伝で短期的に完売

という媒体で売られます。
したがって、半期末の「格安」ゲットの結論。

 たまには街に出よう(店舗を見てまわる)
 もちろん各旅行会社のメルマガ購読もお忘れなく



Tips

航空券は上半期と下半期に分けて販売されています。
上半期が終わるのは9月30日、下半期が終わるのは3月31日です。
3月始めですと、旅行会社のホームページ上で
4月1日以降の料金が発表されていない方面や航空会社がありますが
これは各半期ごとに卸売りされる航空券の料金、適用条件、ノルマ数や報奨金といった
金額や条件が改定されるので
すべての航空会社、方面の改定が出揃うまでに時間がかかるからです。
posted by 格安太郎 at 01:14| Comment(21) | TrackBack(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月03日

本当に格安な格安航空券の話のはじまり

本当に格安な格安航空券の話を始めます。

なぜかというと、いわゆる「格安航空券」のほとんどが、そんなに「格安」じゃないからです。

「格安な」という形容動詞の意味は

『価格が標準に比べて非常に安いこと。
 物の値打ちの割に値段の安いこと。』
(大辞林 第二版)
ですから、
「物の値打ち」が人によってイロイロ違う今日このごろ、「格安」という言葉は

「いやー、これは安いは、ビックリやわ」とか
「それは掘り出しもんでしたねえー」という

 買いたい人、買った人の実感で語られるべき

言葉なのです。
このブログは
本当に格安な格安航空券の「格安」の実感を
より多くの人に共有・共感していただけることを目指して始めたいと思います。

ぼちぼちよろしくお願いします。
posted by 格安太郎 at 23:53| Comment(2) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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